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東関東大会 昭和44年(1969年)

決勝戦 8月1日(茨城県営水戸球場)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
取手一 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
土浦日大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
大会経過
前年不出場の東邦大付が復帰、流山が初出場し68校が参加。優勝候補は春の王者・習志野とセンバツ出場の銚子商。この年から審判員の上衣が従来の濃紺シャツに代わりさわやかな白いワイシャツとなった。
2回戦、千葉東の藤代優は房総農相手に全員三振の21奪三振で大会新記録。被安打1は初回に三沢が左翼席に本塁打を放ったもの。藤代投手は次の成田戦でも好投し古豪を敗っている。
優勝候補・習志野は2回戦で成東と対戦。死球の走者を犠飛で返し先制した習志野は3回にも柴崎の三塁打等で2点を加点。成東は6回、無死満塁から内野安打、押し出し等で同点とし、更に大川のスクイズ、坂のタイムリーで一挙6点で逆転。習志野は2回戦でまさかの敗退。
3回戦、県立船橋の左腕・富樫が国分を相手にノーヒットノーランを達成。内角ヒザ元を突く速球と大きく落ちるカーブで13奪三振、二塁を踏ませなかった。
木更津中央-科学技術工。木更津中央は4回、1死一二塁から加藤の安打とライトの悪送球で2者生還。その後は両投手の好投で無得点。科学技術工は三浦、平川の三塁打、清家の二塁打等、4安打中3安打が長打となるが得点を奪えず惜敗。
センバツ出場の銚子商が市立銚子と対戦。0-0で迎えた6回、銚子商は満塁の好機に加瀬の二塁打で2者生還。市立銚子は9回、長の安打と盗塁で無死二塁。2死後、野崎が右中間二塁打を放ち1点差。更に三ゴロ失と四球で満塁とするがあと一歩及ばなかった。
銚子商は続く4回戦の京葉工戦で窪田投手があと一人で完全試合達成というところまでいくが、四球を与え完全ならず。しかし12奪三振のノーヒットノーランであった。
21日の午前、各球場の観客が少なく閑散とした風景。アポロ11号の月面着陸の中継のためと思われる。
鶴舞-国府台。2点を追う国府台は渡辺の2ランで同点。9回に鶴舞が1点を勝ち越すとその裏、3連打で無死満塁。ここで三塁走者が牽制で誘い出されるが、サードが送球を走者に当て同点。更に四球で満塁となった後、綿住が3バントスクイズを決めサヨナラ。
匝瑳-天羽。天羽は沢辺の本塁打で先行。匝瑳は7回、往古の安打と盗塁、犠打、四球で1死一三塁。スクイズ野選と内野ゴロのダブルエラーで3点を入れ逆転。匝瑳がわずか1安打で勝利した。
安房水産-小見川。3点を追う安房水産は7回に鈴木義の三塁打等で1点差。更に9回、四死球で無死一二塁。代打・松本のバントを投手が一塁へ悪投し、ボールがライトフェンスに達する間に2者生還しサヨナラ。
準々決勝、銚子商-国府台。銚子商は4回、常世田二塁打で1点、5回には金子のタイムリーで2点目を挙げた。国府台は6回、1死三塁になったところで遠藤から窪田へ継投するが、宇田川のスクイズで1点を返される。しかしこの後を窪田、張ヶ谷が好投し、銚子商が逃げ切った。
習志野を破り勢いづいた成東は鵜沢投手が好投し、県立船橋との延長10回を完封、準々決勝の安房水産戦では安房水産・鈴木投手とともに素晴らしい投手戦を見せた。成東-安房水産は安房水産が押し気味ながら6回まで0-0。7回、成東はスクイズで1点。安房水産は8回、山口二塁打、犠打野選、加藤の幸運な内野安打で2点を入れ逆転成功。9回、成東は1死から堀川の左越二塁打、滝口の中越二塁打で同点としき延長へ。その後、両投手の投げ合いが続く。16回、成東は堀川の右越二塁打と犠打で1死三塁。四球と盗塁で二三塁となった後、坂がスクイズを決め1点勝ち越し。その裏、安房水産も1死から安打と敵失で二三塁とするが、スクイズを見破られ挟殺され、後続も倒れ4時間28分の熱戦に終止符を打った。
準決勝、初の代表決定戦に進出した一宮商は全校あげての大応援団がかけつけ、強豪・銚子商相手に健闘するが、地力に勝る銚子商が7-0で快勝した。
続く成東-千葉商の試合前、集中豪雨があり、グラウンドは水浸し。大会役員、補助生徒、更には第1試合で東関東大会進出を決めている銚子商の選手までもが出て水をかき出したり、砂を入れたり、ガソリンを燃やしグラウンドを乾かしたりし1時間半遅れで試合開始。試合は成東の鵜沢投手が前日の延長16回の疲れから不調。千葉商は2回、1死から田良島が安打で出塁。高浦のバントは鵜沢投手が軟弱なグラウンドに足をとられ内野安打。ここで成東は宮沢が救援に。しかし千葉商は2つのスクイズを成功させ2点。3回は2死からの安打と敵失の好機に高浦が二塁打を放ち2点追加。成東は3番手・小川が救援。1年生の永島投手を打ちあぐんでいた成東は6回に4安打で1点、8回にも3安打で1点と反撃したが効率の悪さもあり惜敗。
東関東大会、銚子商は取手一と対戦。取手一は初回、安打と犠打、敵失で1死一三塁。大橋が二塁打を放ち2点先取し、送球の間に打者走者も三進。この後捕逸でもう1点追加。銚子商は中盤に1点ずつ返し6回に常世田幸のタイムリーで同点。取手一は9回、1死から菅原が右越三塁打を放ち、続く山崎のタイムリーで勝ち越し。銚子商はまさかの敗退となった。
銚子商が敗れ異様なムードの中、千葉商-土浦日大は打撃戦に。千葉商は村上と永島の継投を見せたが4回に土浦日大が5本の長短打を集中し4点を入れた。千葉商は5回に高浦の中越二塁打等、4長短打を集め5点を入れ逆転。しかし打力に勝る土浦日大は6回にも高須の三塁打等で同点。7回にも大野の二塁打等で加点し千葉商を振り切り千葉勢は全滅。
東関東大会
決勝
7月31日
取手一 4−4 土浦日大
準決勝
7月30日
取手一
銚子商
土浦日大
千葉商

千葉大会
準決勝
7月25日
銚子商
一宮商
成 東
千葉商

準々決勝
一宮商 6-4 千葉工 銚子商 2-1 国府台
千葉商 3-1 匝 瑳 成 東 3(16)2 安房水産

4回戦
一宮商 2(10)1 京 葉 千葉工 4-1 木更津中央
銚子商 4-0 京葉工 国府台 4-3 鶴 舞
千葉商 5-2 千葉東 匝 瑳 3-1 天 羽
成 東 1(10)0 県立船橋 安房水産 4-3 小見川

3回戦
京 葉 4-1 専大松戸 一宮商 10-0 聖書学園
千葉工 6-4 茂原農 木更津中央 2-0 科学技術工
京葉工 2-1 安 房 銚子商 2-1 市立銚子
国府台 7-2 大 原 鶴 舞 7-2 市 川
千葉商 6-3 安房農 千葉東 2-1 成 田
天 羽 6-1 千葉敬愛 匝 瑳 6-1 県敬愛
成 東 10-3 長 狭 県立船橋 6-0 国 分
小見川 3-0 山武農 安房水産 2-1 君津商

2回戦
専大松戸 5-0 長 生 京 葉 4-1 市立船橋
聖書学園 15-5 木更津 一宮商 7-4 佐 倉
千葉工 10-0 君津農林 茂原農 7-1 上 総
科学技術工 7-2 千葉市立 木更津中央 4-0 勝 浦
京葉工 2-1 茂原工 安 房 4-0 小 金
市立銚子 9-0 千 葉 銚子商 10-0 日大工
国府台 8-0 多 古 大 原 9-0 印 旛
市 川 6-4 館 山 鶴 舞 5-4 清 水
千葉商 5-2 千葉商大付 安房農 4-2 東金商
千葉東 8-1 房総農 成 田 9-0 成田農
天 羽 10-0 柏日体 千葉敬愛 9-1 八 街
匝 瑳 4-2 東葛飾 県敬愛 2-1 東総工
成 東 7-4 習志野 長 狭 11-0 下総農
県立船橋 7-1 旭 農 国 分 6-1 流 山
小見川 8-2 大多喜 山武農 8-1 佐 原
君津商 2-1 八千代 安房水産 18-0 東邦大付
専大松戸 5-0 長 生 千葉商 5-2 千葉商大付

1回戦
長 生 16-3 千葉経済 専大松戸 4-3 市 原
千葉商 6-0 市川工 千葉商大付 3-1 千葉工商

太字はシード校:Aシード校Bシード校Cシード校


春季大会
決勝
習志野300000002 5
銚子商000100000 1
準決勝 銚子商 3-1 木更津中央
習志野 8-0 天 羽
3回戦 銚子商2-1成田 木更津中央4-3安房水産
習志野2-1国府台 天羽4
(11)2京葉
2回戦敗退 大多喜、県立船橋、東金商、長生、東葛飾、安房農、千葉商、鶴舞

センバツ甲子園
銚子商(1勝)

前年秋季大会
(銚子商は関東大会優勝)
決勝
京 葉000010000 1
銚子商20002000× 4
準決勝 京 葉 9-4 茂原農
銚子商 4-0 安 房
2回戦 茂原農7-2東金商 京葉4-2県立船橋
安房3-0安房農 銚子商8-5千葉商
出場校 佐倉、東総工、長生、千葉商大付、大原、東葛飾、千葉敬愛、小見川