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千葉県内には廃線となった鉄道が多くあります。ローカル線、観光線、軽便鉄道、現代では考えられない人車鉄道と呼ばれる人が押す鉄道もありました。多くは明治時代末期から大正、戦前に営業しており、戦時中の鉄不足から撤収となったものが多かったようです。
ほとんどの人車鉄道のような道路上に敷設された部分の多い線の場合は、現在はほとんど完全に姿を消し、痕跡を求めるのは不可能に近いところです。
一方、明治、大正期に敷設された鉄道の場合、畑や何もない荒野に敷設されたものが多く、廃止後は道路に転用されたものが多いようです。普段何気なく通っている道路が、実はその昔、鉄道が走っていたかもしれません。
また、千葉県には日本で唯一、鉄道連隊という軍の鉄道部隊が置かれていたことでも知られています。右の写真は鉄道連隊が敷設した軍用線を走っていた機関車です。新津田沼駅前の公園に展示されていました。
時間の流れの中に消えていった歴史的遺跡は多く存在しますが、比較的近い時代の、馴染みのある鉄道施設が、悠久のロマンを感じさせてくれます。
ページがない鉄道も、順次掲載していく予定で、机上で史料調査はすでにほとんどが終了しています。また、何か気がついた点、情報等ありましたら、是非教えて下さい。
| 「現在地を歩く」のコーナーは、詳細な調査の後、実際に現地を歩いたレポートです。不明箇所や未調査分もありますが、少しずつ調査していく予定です。また、紹介している廃線跡地は、危険な場所や立入禁止区域もありますので、もし現地に行かれるのであれば、自己の責任のもとで地元の方の迷惑にならないよう、また事故等のないよう充分注意して下さい。ここでの取材はすべて立入禁止区域外からのものです。 |
| このページは『ちばの鉄道一世紀』(白土貞夫著)より著者の了解を得て一部の写真を転載させて頂いております |
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